映画「サスペリア」魔女・分断・芸術・生命の躍動

映画「サスペリア」を観てきました。

ティルダ・スウィントンが出ていらっしゃるので観なければという思いを強く持っていましたが、

ホラーや殺戮ものは苦手なのです。痛いのです。血の匂いや色々なものが溢れるので、疲れる。大脳辺縁系が刺激されるんでしょうね。

しかし、今は怖いものを乗り越えようキャンペーンなので鑑賞へ。

サスペリアは魔女が集うダンスカンパニーが舞台です。今、ダンスに興味があるので、より好奇心は膨れます。

女性たちが集い、そこで大好きなものに囲まれた生活をしています。

ここではコンテンポラリーダンスカンパニー。

今回の新作は、古典のバレエではなく、モダンダンス、コンテンポラリーダンスです。いわゆる暗黒舞踏なので、あまり優雅とかいうのではなく、生命の躍動と大地から離れて飛翔する。身体と生命エネルギーの流れ、形です。

ティルダさんはそのダンスカンパニーのカリスマダンサー兼講師、マダム・ブラン。

ブラン先生に触れられると生命がえも言われぬ気持ち、生命の躍動とともにいることができるような発言があります。ほうほう。(雰囲気なセリフです)

スージーという名の女子が主役です。スージーは大胆にも一人でカンパニーに乗り込み、オーディションを受けます。そのスージーの踊りの気配、エネルギーを感じた

マダムブランは、教室で他の生徒の指導をしているのですが、彼女の生命の強さを感じてオーディション会場にいき、見ている。

スージーはマダム・ブランにオーディションをしてもらえずにがっかりなのですが、ふと踊っていると先生がいる!!!!

先生はスージーのエネルギーを感じて、これは素晴らしい!!とすぐ入団OK

ここで生命エネルギーの交歓が起こっているのを理解することができるのですが、暫く進むとね。

その彼女が、ダンス公演の主役をやろうとする。学んだわけではないのに踊れる。

そして、その力強さに先生はなにかを行う。

すると彼女のダンスは死のダンスに様変わり。感情や思いはアストラルです。この館自体が魔女の不穏バージョンで満たされていて、

そこに強い生命力と自立した女がやってきた。

その彼女が踊るとですね。カンパニーを疑い、そこから脱出しようとした女性をなぶり殺し。その殺し方は、スージーが踊る。

するとその動作とともに別室で死のダンスを踊るはめに。身体が変化し、ボコボコです。身体が卍です。ひゃ=。

ヒーリングなどもある意味、これを行うのです。全く善なる透明な心で行わないとすぐに黒魔術です。

黒魔術でさえ、することは難しいとも言えるので、ちょっとしたサポートでできるとは恐ろし子。

しかし、ダンス、ある時代からのダンスはこの生命を解放するために踊られた。

この1作目が封切られた1977年は、その新しい時代の幕開けで様々なに新しい芸術も生まれた時。

そして暗黒舞踏は魔女の森の中で踊るダンスから始まっているとも言えるのですね。

なので、庶民は恐れた。森でコソコソ悪いこと企んで呪いをかけているんじゃないのか?

(だって、呪われるようなことをしている人間にとっては、格好の恐怖ですよね)

ただ、お花を摘んで、キャッキャと言って、クンダリーニの解放しているだけやけど。。。

それは、あまり意識的ではなかったであろうが。恍惚な顔はしていたかも。自然との交歓はとても楽しいですよね。

でもその姿はとてもセクシャルで隠微にもとらえられたかもしれない。

女性の性の解放は卍、嫌われた。恐れられた。

なんとも言えない、中世の闇が眠っております。

映画に戻って、このダンスカンパニーも女性だらけです。一作目は、男性もいるバレエ団。そこが魔女感があっぷしたところ。

ところどころ、スピリチュアルな言説にも似たセリフがあり、危ない・・・笑

男性への憎しみを感じさせる場面やバカにしている(弄んでいる)場面があり、一気にその言葉に男性への憎悪、戦争への恐怖を感じました。

観るものの引っかかるところが違うので、様々な方面から興味を持つことができるのではないかと思います。

映画の秘密が知られたい方は、こちらの動画をどうぞ。

マジ卍で、ちょっと痛いシーンがあるので、鑑賞できない方はいらっしゃるかと思います。しかし、歴史や魔女のことや諸々興味ある方も楽しめるカナの動画です。

町山智浩氏、サスペリア公開トークショー

もし機会があればご鑑賞ください。

1977年は世界的にも新しい時代の転換期でもあったけれど、第二次世界大戦の傷を背負い、舞台はドイツ。そう、魔女の本場です。

そして魔女への恐怖がナチや大虐殺に繋がったと言われているようなのですね。

その歴史的背景があって、その中で魔女たちもその葛藤を生きている。

一作目の「サスペリア」よりも好きかなと思います。

天敵から逃げる方法ー

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